秦野市東海大学前駅の不動産会社松屋不動産二代目社長のつれづれ日記

小田急線「東海大学前」駅徒歩1分東海大学学生さんへの賃貸アパート紹介・秦野市伊勢原市不動産売買仲介を47年。松屋不動産での日々の出来事を物件情報とともにお届けします

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東北への想い「さよならはいいません」宮城県牡鹿郡女川町

早いもので、7月も中旬に差し掛かりました。本日、一つの別れがありました。

ここ1年付き合いのあった宮城県牡鹿郡女川町出身の20代の青年

 

実家も流され、職も失い、家族と別れて、遠く離れたこの神奈川県に来た時はどんな気持ちだっただろうか!?

 

 

こちらでちゃんとした職も見つけ、安定した生活をしていましたが

 

「やはり地元、女川に帰り、なにかをしたい」

 

実家は流されてしまったのでご実家は現在、仮設住宅です。初めて出会ったのは、高校時代の友達が東海大学へ通学しており、それを頼ってこの東海大学前駅の町に来ました。

 

とても礼儀正しく、誰とでも打ち解けるその彼の性格を僕は好きでした。また東北人らしく、とても芯が強く、地元女川への愛情も並々ならぬものでした。そんな彼が、さきほど別れ、故郷、女川町へ車で向かってます。

 

今回の件ではオーナー様や周囲のご協力を多大にいただき、感謝しております。もちろん当社もこれは仕事ではないのでお金はいただいておりません。

 

別れ際、彼と握手をしてこう言いました。

 

「さよならは言わない。なぜなら9月か10月にはSクンに会いに行くから、その時は女川の良いところを案内してくれ。そして何を伝えるべきか色々な人に会わせてくれ」

 

9月もしくは10月にまた東北へボランティアをかねて行きます。また今回は僕の伝えるということに賛同してくださった方と一緒に行きます。

 

あなたのことは忘れていません。ずっと想い続けていますと伝えられたらと思うのです。

 

 

有限会社松屋不動産

代表取締役 福嶋秀樹俳

 

 

 

 

更新日時 : 2013年01月12日 | この記事へのリンク : 

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