小田急線「東海大学前」駅徒歩1分東海大学学生さんへの賃貸アパート紹介・秦野市伊勢原市不動産売買仲介を47年。松屋不動産での日々の出来事を物件情報とともにお届けします
あれから2年か・・・・「もう」なのか「まだ」なのか
あの3月11日の1週間後には福島県浪江町や、いわき市、宮城県女川町等より
多くの方をこの東海大学前駅の地に受け入れを開始しておりました。
その方達の多くはまだ、この地で生活をされていらっしゃいます。
忘れもしない3月11日 14時46分
時期的なものもあり、お客様をご案内中でした。ご案内中のさなか、尋常ではない
その地震の揺れは生きた心地がしませんでした。
電車の運行も止まり、当社にいらしたお客様達のホテルを手配し、送り終えて
見たテレビの映像の衝撃は今でも忘れません。
1時間もしないうちに当社の周囲のコンビニやスーパーから電池やおにぎりなどが
あっという間になくなり、心細くなった学生さんにおでんを差し入れたりする傍ら、
管理のアパートの巡回を行いました。
また遠く地震の影響がない地から電池を大量に贈ってくれた東海大学生のお父さん。
しっかりとこの地の学生さんたちに配らせていただきました。
過去5年さかのぼり、その地にご実家をもつ東海大学生さんに連絡を入れ続ける
こと数時間・・・ほとんどつながらずとても、不安な夜を過ごしたのがつい昨日の事の
ようです。
地震の一週間後の3月18日には被災地からのご家族をお迎えいたしました。
多い時で29組の方とお付き合いをして、メディアには出ないさまざまなことを
伺っておりましたが、それでも初めてボランティアに行った時には想像をはるかに超える
その状況に言葉が出ませんでした。
そして2年経った今・・・・
当時はこの神奈川県でも被災地の為に「経済活動」という言葉を口にしてはお酒を
呑んでという光景を見ました。でも今ではこの「経済活動」という言葉は聞かれなくな
りました。僕はこの「経済活動」という言葉がどうにも好きになれませんでした。
先日、当社へ遊びにいらっしゃった福島県南相馬市の方があまりにも自分たちの故郷
と神奈川県の様子の違いに涙されてました。
「復興はまだまだこれからなのに」
僕は吹けば飛ぶような小さな不動産会社の経営者です。
それでも出来ることはあると思うのです。定期的に行く宮城県のボランティアや
福島県の様子をこの東海大学前駅の地で・・・
現地へ行きいろいろなことをするだけではなく色々な形でかかわれると思うのです。
伝え続けること・・・
「あなたたちのことは忘れていません。ずっと想い続けています」と伝えられたらと
思うのです。
また繁忙期が終わった5月に岩手県・宮城県・福島県へとまいります。
あらためてこの東日本大震災で亡くなられた多くの方々の御冥福を深くお祈り申し上げます。
そして被災された皆様に心より深くお見舞い申し上げます。
有限会社 松屋不動産
福嶋 秀樹拝
早いもので、宮城県・福島県にてボランティアをかねた旅より戻り早いもので3か月。
前回以上にいろいろなところをまわり、お伝えしたいことの整理がついたので、
ここで定期的にお伝えします。
福島県相馬郡新地町 宮城県南三陸町 宮城県女川町
宮城県石巻市 宮城県石巻市
宮城県亘理町 宮城県南三陸町
今回は宮城県女川町、石巻市、南三陸町、亘理町、福島県新地、相馬市、南相馬市、
飯舘村と広範囲にわたりました。
以前の記事でも書きましたが、昨年、被災地である宮城県女川町から避難してきた
20歳の青年との約束を果たすこともかねた今回の旅
今回は私の考えに共感してくださった生命保険会社の方との2人旅となりました。
3泊4日の短い旅でしたが、これから現地での見たこと、聞いたこと、肌で感じたこと
がれき撤去のボランティアをして感じたことをできるだけお伝えいたします。
それが私の周りにいらっしゃる20組以上の被災地から避難されてきた方、宮城県福島県
でお会いしたみなさんが強く思っていることだからです。
あらためてこの東日本大震災で亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げるとともに、
被災された方々に心より深くお見舞い申し上げます。
有限会社松屋不動産
代表取締役 福嶋秀樹拝
更新日時 : 2014年04月30日 | この記事へのリンク :