秦野市東海大学前駅の不動産会社松屋不動産二代目社長のつれづれ日記

着眼大局・着手小局　僕が東海大学生のアルバイトクンに掃除を徹底的にさせるわけ

当社の前を買い物のビニール袋が右行ったり、左行ったり・・・

着眼大局・着手小局・・・物事のなりゆきを全体的に広い視野で、したり考えながら、実践においては小さな積み重ねをおろそかにしないこと

僕の好きな言葉です。

ビジネス上では戦略・戦術と言う言い方もしますが、勉強やなにごとにおいても大きな大局（ものごとの全体のありさまや成り行き・勝負の局面）をとらえ、そこから本来、自分がやるべきことを小さくわけて実践するというものです。

話を戻します。上のゴミ袋ですが、もちろん当社の目の前なので僕が拾うのですが、１０分の間、３０人近く通りながらそのそぶりはありませんでした。

ここで言いたいことですがなにも拾わないから悪いということではありません。

たとえば携帯電話をいじりながら、歩いていると端末からは情報は入ってきますが、目から入ってくる一次情報を逃しがちです。

大きくものごとを成し遂げる中で、小さなことを瞬時に判断し、行動を起こすという意識付けはとても大事だと僕は考えます。

数日前から短期間ですが、福島県から東海大学へ入学した学生さんをアルバイトとして雇いました。

初日のアルバイトですが３時間かけて事務所の中、店の周囲等を徹底的に掃除してもらいました。

短期間のアルバイトで覚えられることもそう多くないので、次のアルバイト先へ行った時、役に立つ物事の考え方を伝えたいと思ってます。

アルバイトだからと言って、指示されたことだけをこなす受身のスキルではなく、相手の立場にたって自分自身で仕事を創りだすものごとの考え方を僕は掃除の中で身につけさせたいと思っております。

「単に掃除をしてアルバイト代をもらうというのではなく、掃除をしてきれいになったことにより当社にお越しになるお客様が気持ちよくできる。その結果、アルバイト代をもらえる」という考え方を身につけてほしいと思います。

次回の彼のアルバイトの仕事内容は当社管理のアパートの草むしりです。彼が最後にどのように仕事を完結（着眼大局）し、どのような段取りで仕事を着手するか（着手小局）、時間のマネジメントをどのように区切るかを見届けたいと思います。

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更新日時 ： 2015年03月29日 | この記事へのリンク ：